プレスリリース:Toradexが NXP i.MX 8QuadMax アプリケーションプロセッサ搭載の Apalis SoM 一般販売開始を発表
2019年10月、スイス、ホル: 組み込みコンピューティングのリーダー、Toradex が、NXP® i.MX 8QuadMax アプリケーションプロセッサを搭載した Apalis システムオンモジュール (SoM) の一般販売開始を発表しました。この SoM は、過去数カ月の間、Toradex の「早期アクセス」プログラムの一環として主要パートナーや顧客を対象に販売されていました。取り扱いは少なくとも 2030年まで継続されます。
この SoM は、i.MX 6やNVIDIA® ベースの SoM を含む Apalis ファミリーとピン互換性があり、これにより Apalis ベースの製品を簡単にスケールすることができます。すべての Toradex ソフトウェアおよびサポートリソースが利用可能で、これには高品質の Yocto Project をベースとした Linux BSP や、近日公開の新しい産業 Linux プラットフォームTorizon が含まれます。パートナーが提供するオペレーティングシステムには、Kynetics、QNX、Greenhills INTEGRITYがあります。
NXP i.MX 8QM SoC は、i.MX 8 ファミリーのうち最高性能を持つ型で、Armv8-A 64ビットプロセッサコアを6基 (Arm Cortex-A72 x 2基および Cortex-A53 x 4基) と Cortex-M4F マイクロコントローラを 2基搭載しています。統合された HIFI14 DSP、高性能のデュアル GPU、28 nm FD-SOI テクノロジーによるソフトエラー率の減少、その他の安全機能などの特長もあります。
- Toradex Easy Installer Boot2Qt イメージ、Qt利用のための最も簡単な手法
- Crank Software Docker コンテナの利用
- Xnor.ai および Au-Zone が高度な学習ツールを提供
- Allied Vision 産業グレード MIPI CSI カメラは Apalis iMX8 デュアルカメラインターフェイスを利用
- Toradex はAWS との協力も発表し、AWS Greengrass および SageMaker Neo を使ったエッジにおける AI に注力
- Apalis Smart Vision Kit、Antmicro によるデュアルカメラボード
Toradex のような組み込みボードマーケットのリーダーとパートナーシップを組むことで、NXP は、より様々なお客様のお役に立ち、市場への製品投入までにかかる時間の短縮に貢献することができます。」
Toradex との長期的な協力関係により、総合的なコードベースを開発することができました。このコードベースには、以前の Apalis iMX6 ベースのインフォテイメントから新しい iMX8 ベースのインフォテイメントへと容易にアップグレードできる柔軟性も備わっています。」
SoM に関する詳細は、次でご覧いただけます: https://www.toradex.com/computer-on-modules/apalis-arm-family/nxp-imx-8
今後のウェビナー
2019年11月7日にNXP と共同開催するウェビナーにご参加ください。タイトルは「Develop faster with the i.MX 8QuadMax processor」です。 こちらでご登録いただけます。
最新ニュース
Press Release:
Introducing Aquila - The Next Generation Toradex SoM Family