新規リリース: TorizonCore 6.5.0 四半期リリース

2024年1月29日月曜日
Torizon

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Toradexシステムオンモジュール向け、TorizonCore 6.5.0 四半期リリースが公開されました。

Torizon OSは、組み込みLinuxソフトウェアの開発とメンテナンスをシンプルにするDevOpsプラットフォーム、Torizonを支えるオペレーティングシステムです。Torizon OSは、高い信頼性を必要とするデバイスでそのまま使用できるように設計されているので、オペレーティングシステムの構築とメンテナンスに気を取られることなくアプリケーション開発に集中できます。

Torizonはソフトウェアコンテナを使用するため、安全かつメンテナンスを実施しやすい形で、簡単に機能をシステムに追加できます。Torizonは、コンテナにおけるハードウェアアクセラレーションとグラフィカルユーザーインターフェースをサポートします。

このリリースには以前の6.x.y TorizonCore リリースのすべての更新内容が含まれます。

更新内容とハイライト

Torizon OS
Debian Packages and Containers
  • Torizon 用 Debian コンテナ :
    • Debian 12.2 リリースでコンテナを再構築
    • Qt6 の IDE に焦点を当てた新しいシンプルなワークフロー、デフォルトでハードウェアによるアクセラレーションを有効化。始めるには、Qt 6 QML プロジェクトを作成
    • .NET 8 コンテナのリリース。始めるには、.NET 8 プロジェクトを作成
    • Verdin AM62 のサポート:
      • Debian フィードを公開
      • コンテナは依然、不安定です。CT_TAGS で壊れることが予想されます。
  • 重要なバグ修正:
    • 「file://」 URL を開くための shared-mine-info パッケージが Cog に存在しない
    • feeds.toradex.com/debian の Toradex の libdrm-common がlibdrm armhf imx デバイスに干渉する
用途

Torizon OS 6.5.0 四半期リリースは本番環境グレードのリリースです。

したがって、TorizonCore 5、またはこれ以前の TorizonCore 6 リリースを本番環境で利用している場合、この四半期リリースに移行することを推奨します。Torizon OS Upgrade Notesを参照してください。

リリースが予定される機能

  • セキュアブート: Extended chain of trust の完全なサポートは、次のリリースで予定されています。

ハードウェアサポート

四半期リリースの本番環境での利用は、量産製品(Volume Product)のみで、それらがTorizonCoreでサポートされている場合に限定されています。一定のテストを行って検証しています。Toradexのリリースタイプの詳細については組み込みLinuxサポート戦略を参照してください。

  • 量産製品:Verdin iMX8M Mini、Apalis iMX6、Apalis iMX8、Colibri iMX6ULL 1GB、Colibri iMX6DL、Colibri iMX7D 1GB、Colibri iMX8
    このリリースは、これらのモジュールで本番環境で利用できます。
  • サンプル製品: Verdin iMX8M Plus、Verdin AM62
    ハードウェアステータスが「サンプル生産」であるため、このリリースは開発環境向けです。
    Verdinでは第2世代のVerdin製品のみがサポートされます。

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